筋違い角対策、持っていますか?
腰掛け銀に構える対策とか、4筋の歩を突き越すとか、そのような対策が決定版と言われています。
しかし、現実はそう甘くはありません。
決定版使っても負けちゃうよ、という人、絶対にいると思います。
そのような人は是非今回の対策を見ていってください。
その筋違い角対策とは、こちらからも筋違い角を打っていく
相筋違い角になります。

こちらが後手で、相手がいきなり角交換から筋違い角を打ち、こちらが打ち返した局面です。
誰の目から見ても分かるように、この対局は力戦になりますし、どちらも一歩持っていて、お互い囲いになる側の歩が一枚切れています。
これらのことを考え、かなりカオスになることが分かります。
今回は、この相筋違い角の具体的な狙いと有用な点について書いていきます。
・相手の狙いを外せる
・筋違い角+腰掛け銀を指せる
・ハメ手で一発
この三点です。
一つずつ見ていきましょう。
・相手の狙いを外せる
まず、この筋違い角を打ち返すことによって相手の狙いを外すことができる、という強みが大きいです。
例えば、筋違い角からの速攻棒銀での攻めや、筋違い角四間飛車、筋違い角向飛車…等の狙いを大きく外せます。
煩わしい具体例としては、
向飛車で飛車先を歩で叩かれる、端の香車を狙われる、などでしょうか。


これらの狙いを出来なくするor難しくする、更に言うとこちらから仕掛けるということが出来るのが良い部分の一つ目です。
・筋違い角+腰掛け銀を指せる
次に相筋違い角をオススメする理由が、筋違い角+腰掛け銀を指せるという点です。
筋違い角対策の決定版とされている腰掛け銀ですが、
筋違い角と同時に対策の決定版を使うというお得な形になります。

お得な気持ちになるだけでなく、この形が普通に強いです。
単純に角を狙っていくことが出来ることと、4五、6五を押さえて相手の攻めを難しくすることが可能です。
角をどかして8三への利きを無くしてしまえば、△6二飛と回って銀角飛の駒を集中させる手も強力です。
目には目を、筋違い角には筋違い角を【実戦・相筋違い角】
こちらの実戦編の記事でも、筋違い角+腰掛け銀の形を使っています。
・ハメ手で一発
最後に、相筋違い角のオススメポイントの最後が、相手に対してハメ手があるという点です。
しかも、かなり早い段階で難しくない手なので、はっきり言って使えます。
その一手が、早い段階での、△3三銀です。

ここで相手に思って欲しいこととしては
「おや?△3二金忘れてるじゃん、▲2三角成で馬作って勝ち~!」
という感じで、2三に馬を作ってきたら嵌りです。
次の一手が、△3四歩打ちです。

これで馬はもう動くことが出来ません。
次に△3二金で馬と金を交換してしまいましょう!!

これが相筋違い角のハメ手です。
条件は、相手が振り飛車に構えていることです。
相手が居飛車の場合、▲2六歩、▲2五歩と飛車先を伸ばされるだけで破綻してしまいます。
筋違い角というのは、相手をハメてやろう、という気持ちの元に指されることも多いと思われる戦法ですので、逆にこちらからハメてやりましょう!!
以上、筋違い角への対策としての相筋違い角のオススメポイントを紹介しました。
私もまだ研究できていない部分も多いので、また何か発見したり見聞きした面白い手があったら更新しようと思います。


腰掛け銀に構える対策とか、4筋の歩を突き越すとか、そのような対策が決定版と言われています。
しかし、現実はそう甘くはありません。
決定版使っても負けちゃうよ、という人、絶対にいると思います。
そのような人は是非今回の対策を見ていってください。
その筋違い角対策とは、こちらからも筋違い角を打っていく
相筋違い角になります。

こちらが後手で、相手がいきなり角交換から筋違い角を打ち、こちらが打ち返した局面です。
誰の目から見ても分かるように、この対局は力戦になりますし、どちらも一歩持っていて、お互い囲いになる側の歩が一枚切れています。
これらのことを考え、かなりカオスになることが分かります。
今回は、この相筋違い角の具体的な狙いと有用な点について書いていきます。
・相手の狙いを外せる
・筋違い角+腰掛け銀を指せる
・ハメ手で一発
この三点です。
一つずつ見ていきましょう。
・相手の狙いを外せる
まず、この筋違い角を打ち返すことによって相手の狙いを外すことができる、という強みが大きいです。
例えば、筋違い角からの速攻棒銀での攻めや、筋違い角四間飛車、筋違い角向飛車…等の狙いを大きく外せます。
煩わしい具体例としては、
向飛車で飛車先を歩で叩かれる、端の香車を狙われる、などでしょうか。


これらの狙いを出来なくするor難しくする、更に言うとこちらから仕掛けるということが出来るのが良い部分の一つ目です。
・筋違い角+腰掛け銀を指せる
次に相筋違い角をオススメする理由が、筋違い角+腰掛け銀を指せるという点です。
筋違い角対策の決定版とされている腰掛け銀ですが、
筋違い角と同時に対策の決定版を使うというお得な形になります。

お得な気持ちになるだけでなく、この形が普通に強いです。
単純に角を狙っていくことが出来ることと、4五、6五を押さえて相手の攻めを難しくすることが可能です。
角をどかして8三への利きを無くしてしまえば、△6二飛と回って銀角飛の駒を集中させる手も強力です。
目には目を、筋違い角には筋違い角を【実戦・相筋違い角】
こちらの実戦編の記事でも、筋違い角+腰掛け銀の形を使っています。
・ハメ手で一発
最後に、相筋違い角のオススメポイントの最後が、相手に対してハメ手があるという点です。
しかも、かなり早い段階で難しくない手なので、はっきり言って使えます。
その一手が、早い段階での、△3三銀です。

ここで相手に思って欲しいこととしては
「おや?△3二金忘れてるじゃん、▲2三角成で馬作って勝ち~!」
という感じで、2三に馬を作ってきたら嵌りです。
次の一手が、△3四歩打ちです。

これで馬はもう動くことが出来ません。
次に△3二金で馬と金を交換してしまいましょう!!

これが相筋違い角のハメ手です。
条件は、相手が振り飛車に構えていることです。
相手が居飛車の場合、▲2六歩、▲2五歩と飛車先を伸ばされるだけで破綻してしまいます。
筋違い角というのは、相手をハメてやろう、という気持ちの元に指されることも多いと思われる戦法ですので、逆にこちらからハメてやりましょう!!
以上、筋違い角への対策としての相筋違い角のオススメポイントを紹介しました。
私もまだ研究できていない部分も多いので、また何か発見したり見聞きした面白い手があったら更新しようと思います。
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