浮き飛車穴熊

浮き飛車を利用することによって穴熊に安全に組むことができるという戦法です。

この記事はは、私のブログで研究をしていく浮き飛車穴熊の研究のpart2になります。
前回の記事である 浮き飛車穴熊の研究です【part1】 : 黒船の研究ノート (livedoor.jp) こちらの記事を読んでからこの記事を読むといいかもしれません。
読まなくても全然大丈夫です。


では、浮き飛車穴熊の指し方を書いていきます。
目指す図は、
2021-06-25 (9)
これです。
そもそもこの形(穴熊囲い)を組むこと自体がこの戦法のコンセプトであるため、この形までもっていくだけなら簡単すぎて欠伸が出ますよ。

先手後手問わず、たったの10手で上↑の図まで組むことが可能です。
浮き飛車穴熊序盤
序盤、それも最序盤の指し方の方針としては、

いきなり飛車先の歩をついていきます

飛車を浮きます

玉を飛車のいた位置まで移動させます

穴熊に組みます  完成!!


これだけです。
たったのこれだけで目的の形までいけるというのがこの戦形のコンセプトであり、強みです。
相手の飛車先をこちらの浮き飛車で受けられないと思ったら▲9六歩と端歩を突いて端角で受けましょう。

相手が向飛車でいきなり△2四歩と突いてきたり、△4四角と飛車取りをかけてきたりしなければ殆ど相手の影響を受けることなく穴熊まで行くことができます。

そこからの展開としては、左の金を穴熊にくっつけて防御力をあげる、相手の隙を見つけて仕掛けるというように臨機応変にやっていきます。
中盤からは相手の影響を受けまくってしまい、まだまだ定石化がまだなので、これからまとめていきます。


今回は、浮き飛車穴熊の序盤について書いてみましたが、誰がこんな戦法使うねん!!って思いました。
ネタ戦法をガチで研究している新しいエンタメだと思って見て下さい。
今回は以上です。


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