穴熊最強

将棋民なら誰しも思ったことがあるのではないでしょうか

また、将棋をやっていなくても、この形が防御の面で強そうなのは感じ取れると思います。
2021-06-25 (2)
王様を金銀でガチガチに守っていますからね。
穴熊党と呼ばれる穴熊をエース戦法に添えた将棋指しも多くいて、人気も強さもある戦法の一つですね。

しかし、最強の戦法が将棋に存在しないように、穴熊にも弱点があり、
・組むまでに時間がかかり、無防備である
・玉の逃げ道が無い
・手が付いたり、受け一方の展開に弱い

というようなデメリットがあります。
これらの弱点を突くために、桂馬を跳ねて穴熊完成前の序盤から仕掛ける「藤井システム」や攻撃的な振り飛車である「ゴキゲン中飛車」が生まれました。
(戦法誕生の経緯はざっとですが)

このような背景があり、穴熊というのは、”組ませない”というのが対策として広く流行しているという感じです。

今回は、穴熊を安定して組み上げることによって戦いを有利にするというコンセプトの戦法研究です。
嘘です。
穴熊と浮き飛車を組み合わせたら偶然そのような化学反応が生まれただけです。


さて、今回組み合わせていくのは、浮き飛車です。

浮き飛車というのは、
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文字通り飛車を浮いて戦う形になります。主に4段目に上がりますね。

浮き飛車を用いる戦法は基本的に特殊で、例えば「石田流」の本組だったり、「アヒル」のような戦法が浮き飛車を用いる戦法で有名ですね。
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↑石田流本組
↓アヒル
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どちらも特殊なのですが、4段目の飛車が制圧力を発揮し、相手側から歩を突いてからの攻めが難しかったり、相手から手を出す手段が限られていたりします。



私はこの「相手から手を出しにくい」という点に着目



浮き飛車と穴熊を組み合わせることで、穴熊を組む最中に攻められてボロボロに負かされる可能性をほぼゼロにすることが可能!!!
という理論の戦法が出来上がります。

つまり、
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こうです。

飛車が浮いて玉が9九の位置までスムーズに移動することができ、穴熊に組むまでの手数もかなり少なく済みます。

因みに、実戦投入したところ穴熊に組むことができなかった対局は1つもありませんでした。
(勝敗については言及していない)


また、左の金は穴熊に組んだ後に囲いにくっつけることを目標に、
角は普通に角道を開けるか端からでるかの二択、(引き角もありかもしれません)
左の銀は臨機応変に、としか言いようがありませんが、なるべく攻めに使う方針で。

このように駒を使い、勝利を目指す戦法になります。

復習すると、

穴熊は堅くて強い!!けど組むまでは弱い!!
浮き飛車は相手から手を出しにくい!!

浮き飛車と組み合わせて安全に穴熊に組む!!


という流れで完成した浮き飛車、今回は導入まででした。



以上です。また別の記事で続きます。
今回は、初めて将棋の研究に関する記事を書きました。
これからもガンガン書いていきたいですね。
(マジな研究、しょうもない研究問わず)

次回↓
あまりにも簡単すぎる浮き飛車穴熊の序盤【浮き飛車穴熊研究part2】